武田薬品工業（4502）を購入しました。
10月6日にタケダ株を100株購入しました。かなりの出来高で6%超の下落となっていたため、引け成り注文が無事に約定しました。
タケダはTOPIXコア30の一つで、株探サイトによれば2021年10月時点で配当利回りが最も高い銘柄です。配当利回りが高いということは株式市場の評価が低いことの裏返しではありますが、経営が見直されれば今後のキャピタルゲインも期待できると思います。
この日の下落は、経口オレキシン作動薬TAK-994の臨床第2相試験中止に関するニュースリリースに反応したもののようです。
1日で200円超下落し、時価総額で4000億円程が失われましたが、これは年間300億円の利益が消失したことになります（翌日の下落分を含めると、時価総額6000億円、年間利益400億円）。タケダの有価証券報告書によれば、ニューロサイエンス領域の2020年3月度の売上は4385億円で、医療用医薬品売上の13.3%を構成しています。時価総額6000億円の下落は、当該領域の収益ほぼすべてが失われた評価となりますが、試験の中止に対する反応としてはやや過剰ではないでしょうか（すべて筆者の前提に基づく計算）。
含み損の状態が続くとは思いますが、わずか100株ですし、収益が安定した製薬ということもあるため、長期保有する予定です。
